オバタキタン
2015/10/13 19:26
白山/境川大畠谷右俣(オバタキタン)~開津谷下降
2015 10/7~10/9 kajikko他1人
行きたかったオバタキ谷、中流部の連瀑帯も登りごたえがあります。二俣スラブ岩壁の下、雪渓が残っていました.
10/7 7:50桂湖駐車場→9:20二段30m→12:00大谷出合→14:30三段15m巻き終わり→16:30平瀬帯にて天幕
大畠谷出合にかかる橋の手前の踏跡を下り入渓。明るい渓相。
しばらくいくと2段30m、がんばれば登れそうですが左岸を巻き。かなり上がります。大高巻となる。懸垂で川床へ。
しばし爽やかな河原歩き。白い岩、きれいな水色。
ふたたびゴルジュ状になり、怒涛の連瀑帯が始まる。
けっこう難しかったです。
思ったより時間がかかってしまい、5mヒョングリ滝を越えたあとすぐの平瀬帯右岸にて天幕。ワインがおいしい。
10/8 7:50幕場→8:30二段40m→10:10二俣→13:10巻き終り(右俣滝上)→《ツメを間違える》16:30開津谷左俣右岸、天幕
寒い朝、焚火で朝ごはん・・気持ちがいいため本日も遅い出発。
2段40mは左から。
二俣手前、でっかい雪渓。びーっくり。くぐります。
雪渓の切れ目に抜けると二俣大スラブ滝、美しい。
見とれて休憩後、もう一度雪渓をくぐり右俣下へ。ぽたぽた冷たい雪渓下でロープを結び右俣左岸スラブの高巻き始まり。
1P目は雪渓下のビレイヤーがかわいそうすぎるため10mほど上がった小テラスで切る。そこから浮石の多いスラブ壁を4Pほど登り、傾斜の緩いブッシュ帯をもう1P分。緩いルンゼ帯をトラバース後尾根を回り込むようにトラバースし、緩い尾根を下降し沢床へ。
その後は一転して穏やかな渓相となりますが、渋い40mナメ滝、渋い10m滝などあります。ヌメリます。そしてさいごのツメを間違え、登りすぎました。地図読み不足。3回ほどの懸垂を交え尾根を越え開津谷左俣の支流を下降。時間かかった!開津谷左俣右岸よい幕場で行動終了。少なくなったお酒を大事に飲み、冷えた体を焚火で温め就寝。
10/9 7:40出発→8:10開津谷二俣→8:30連瀑帯(巻き)→12:00頃開津橋→12:30駐車場
夜半雨音が気になりましたが朝おきると上がっていました。よかった。
大きな滝3つほどの連瀑帯は右岸巻き。その後もいくつか小さな滝を下り、5m滝、15m魚留滝を懸垂で降りるとゴルジュ帯終了。
・・けれど、ヤブと化した林道を辿るのがとっても時間かかいました。とげとげが多く指先や顔が切れて痛い。それでもゲームみたいな踏み後さがしを楽しんでいるといつの間にか桂湖がみえてきました。
せっかくなので五箇山を観光して帰途につく。 おわり。 kajikko